デジタル経済が急速に拡大していることで、デジタルトランスフォーメーションは競争力を維持しようとするビジネス戦略の最前線に位置づけられています。DTW アジアツアー(日本)は、通信業界・業種の企業が一堂に会し、台頭するデジタルエコシステムの中で成長するための議論、協力、戦略の探求を促進します。
テクノロジーとビジネスの両方の観点から、一連のプレゼンテーション、徹底したケーススタディ、および啓蒙的なパネルディスカッションを行い、デジタルサービスプロバイダーが、顧客の変化する需要に対応して新たな成長の道を切り開くため、自社のビジネスモデルを再考し、サービスを多様化する方法について、業界トップクラスの専門家のインサイトを提供します。
通信サービスプロバイダーの皆さまは、ぜひこの1日限りのイベントへ参加するためにご登録ください。
イベント情報:
2024年1月30日(火)
午前8:00~午後5:30(日本時間)
ヒルトン東京お台場
議題
08:00 - 09:00: 受付と軽食
09:00 - 09:40: オープニング基調講演:5G時代に向けた成長の再点火
歓迎のご挨拶 - デジタル経済の新たな舞台で成長を実現するために
- 市場と通信業界の未来を形作るために必要なことの検証
- ODA:25年以上にわたりデジタルトランスフォーメーションをリードする
- 世界中のCSPに現実的な価値を創造する
- Autonomous networks(自律システム)– なぜ今なのか?
- インテリジェントな自律システムの未来
ジョージ・グラス - TM Forum 最高技術責任者(CTO)
基調講演パネル: トピック:電話会社を再考する:AI主導のデジタルトランスフォーメーションで新たな収益機会を実現
- ITの変革におけるAIの重要な役割
- 収益化に向けて新分野を切り開くためテック企業に変革する方法
- トランスフォーメーションを成功させるための課題と障害、それらを乗り越える方法
パネルの司会者 ‐ アリ・バネルジー ‐ Netcracker SVPストラテジー
西原 基夫 ‐ NEC Corporate EVP兼CTO
駒沢 健 - 日本電信電話株式会社 技術企画部門 IT戦略室 次長
ボブ・タイタス ‐ Netcracker CTO
09:40 - 11:00: これからのネットワーク:拡張性と収益化の促進
セッションの司会者: マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
ケーススタディ:Open RAN導入の可能性と課題を探る
- 柔軟性、革新性、コスト削減の面で、Open RANの潜在的なメリットは何か?
- 信頼性とパフォーマンスを維持しながら、Open RANを既存のネットワークに導入する方法は?
- 統合、セキュリティ、規模、マルチベンダー・ネットワークの管理にまつわる主な課題には何があるのか?
- 機会とリスクのバランスを考慮したOpen RAN導入戦略の構築を、事業者はどう考えるべきか?
安部田 貞行 - NTTドコモ OREXエバンジェリスト、Open RANグローバル支部 部長
パネル:5G SAでのエンド・ツー・エンドのネットワークスライシングで新たなビジネスチャンスを
- ビジネスモデルのイノベーションと新たな活用事例に繋がる5G SAネットワークスライシングの可能性とは?
- 多世代、マルチベンダー、マルチ構成のネットワークに渡る大量の5Gネットワークスライス編成の複雑さとは?
- レイテンシが重要なアプリケーション向けにQoSを保証したグローバル接続を求める企業顧客のニーズに 対応する
- ネットワークスライスによる恩恵を最も享受できる業種とは?
- ネットワークスライシングによるネットワーク容量とリソース割り当ての最適化
パネルの司会者:マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
ベンジャブール・アナス - NTTコミュニケーションズ 5G IoTビジネス・ディレクター
古川大介 - ソフトバンク株式会社 共通プラットフォーム戦略統括部 統括部長
鈴木克典 - Nokia クラウド&ネットワークサービス事業部 コアプリセールス リーダー
トム・フィッシャー ‐ MATRIXX Software APACジェネラルマネージャー
ケーススタディ:国際ローミングサービスにおけるゼロタッチオペレーション事例
- 国際ローミングサービスの運用と課題を理解する
- ビジネス・ソリューションとしての「ゼロタッチオペレーション」の可能性を解明する
- オペレーションのボトルネックにシームレスに対応し克服できるプラットフォーム能力の検証
- 国際ローミングの動向における事業拡大、サービス向上、先手を打つための取り組みに関する議論
梶野 敦 - NTTドコモ ネットワーク本部 サービスオペレーション部 国際サービス 国際サービス運営担当主査
松田 康典 - ServiceNow Japan合同会社 Head of Telecom, Media and Technology, Japan
プレゼンテーション:6Gのビジョンの実現
- 6Gの要件とデザインの考慮事項
- 6G標準規格とエコシステムによる低コスト配備の実現
- 6Gのビジネスケース - 最も有望な新しい収入源は?
- 6Gで没入型テクノロジーを次のレベルへ
- 6Gは5Gをどのように強化し、その基盤の上に構築できるのか?
近 義起 - ソフトバンク 顧問
11:00 - 11:30: 情報交換
11:30 - 12:55: 成長と柔軟性を高めるためにクラウドネイティブへ
セッションの司会者: ジョージ・グラス - TM Forum 最高技術責任者(CTO)
インタビュー:AIコンピューティング基盤とネットワークインフラ
- ハイパーコンバージドクラウドインフラ(HCI)とは
- 従来のハイブリッドクラウドとの違い
- AIワークロードについて
- ソフトバンク最大のAIデータセンター
インタビュアー:ジョージ・グラス - TM Forum CTO
アシック・カーン - ソフトバンク株式会社 共通プラットフォーム開発本部 本部長
プレゼンテーション:日本電信電話株式会社のデジタルトランスフォーメーション
- 一元管理プラットフォームを活用し、経営判断に役立つデータを共有・活用するための可視化・効率化を図る
- APIとデータモデルの活用により、異なるクラウド環境間での相互運用性を実現し、煩雑さを軽減し、より効率的な統合を可能にする
- チームや部門を横断した統一的なクラウドインフラ管理アプローチの開発
駒沢 健 - 日本電信電話株式会社 技術企画部門 IT室 次長
展望:大規模なクラウド移行と近代化のシームレスな実現
- 大規模でシームレスなクラウド移行とモダナイゼーション戦略を実現する方法
- クラウド機能でデータ収益化を実現する方法
- データフロー、分析、ゼロタッチの多層セキュリティのための制御と機能の強化を可能にする
- AI/MLを活用した高度な分析を可能にする
- 次世代システムと旧システムとのギャップを埋め、移行プロセスにおけるシームレスな統合を可能にする
談話会
吉村 郁子 - 日本アムドックス カスタマー・エンゲージメント・マネージャ
マダンモハンジャナ -日本アムドックス Software Architect | Cloud Consultant
井上達也 - NTTコムウェア株式会社 経営品質部門 スペシャリスト
坂下 徹 - NTTコムウェア株式会社 経営品質部門 スペシャリスト
談話会
インタビュアー:マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
サチン・ヴェルマ - 楽天モバイル クラウドプラットフォーム バイス・ジェネラル・マネージャー
プレゼンテーション:ネットワークを顧客に近づけるエッジの運用
- CSPはエッジプラットフォームをどのように構築し、ネットワークとインフラをどの程度共有すべきか?
-
エッジ・クラウドのリファレンス・アーキテクチャを設計し、オープンでベンダーに依存しないエッジ・クラウドを展開する
- エッジで必要な通信/ファイバー、電力、関連リソースを提供するために必要な帯域幅、レイテンシ、接続要件を理解する
- エッジ・アーキテクチャがハイブリッド・マルチクラウド・サービス提供と認知的クローズドループの自動化を特徴とする必要がある理由
大谷 朋広 - KDDI株式会社 技術統括本部 技術戦略本部長
12:55- 2:15: 昼食
2:15-3:45: 接続性の収益化、そしてその先へ
インタビュアー:革新的で顧客志向のデジタルブランドで成長を遂げる
- CSPが特定の層をターゲットとした新しいデジタル・ブランドを成功させる方法とは?
- 顧客提案を拡大するためにパートナーのエコシステムを活用する最善の方法とは?
- CSPが顧客に対してサービス消費を完全に透明化して管理することで、NPSを向上させるにはどうすればよいか?
- 5Gネットワークの導入により、どのような成長加速の重要な機会がもたらされるのか?
スニール・プラサド - Oracle Communications リージョナル・バイス・プレジデント
セシャン・パッタマダイ・クリシュナムルティ ‐ Covalensedigital 営業、アフリカ地域 バイス・プレジデント
ケーススタディ:企業向けビジネスの5G収益化
-
優れた接続性、セキュリティ、ネットワーク、ITサービス、ホストされたプラットフォームを組み合わせ、企業顧客に新たなサービスを提供する
- 接続性と非接続性の要素を含むサービスの開発と展開
- 顧客がどこでどのような接続を望むかを決定できるような新しいソフトウェア定義機能を提供すること によって、CSPが接続性を充実させる機会とは何か?
シディキ財富 - NTTコミュニケーションズ5G&IoT グローバルサービスヘッド兼海外グループ会社取締役
パネル:新興テクノロジーの収益化 – 競争環境下で新たな価値を獲得する方法
- 接続性を超えた成長を推進する明確な戦略を立てる
- 収益の成長と競合優位性を最大化する可能性が最も高い新しいサービスはどれか?
- 新たな5GおよびMECを活用したサービスを立ち上げる際の課題を克服し、収益化への道を加速させる
- 現代企業のためのハイパーコンバージドクラウドインフラストラクチャの構築
パネリスト:ジョージ・グラス - TM Forum CTO
松尾 隆一 - NTTコムウェア 執行役員 ネットワーククラウド事業本部 プラットフォームサービス部長
シャイレシュ・グプタ - 楽天モバイル ネットワーク・オペレーション部門マネージャー
ウカシュ・ゼズラック - コマーチ株式会社 カントリー・マネージャー
デビッド・スカリー ‐ TechMahindra ネットワークサービス部門CTO兼APJ
3:45 – 4:00: 情報交換
4:00 – 5:25: 大規模なAIとデータの活用
セッションの司会者: マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
基調講演:AIとデータを活用するための次世代社会におけるインフラ
- SBの生成AI活用事例
- 大規模AI計算基盤の構築
- SBが挑戦する国産LLMの開発
- 次世代社会インフラの重要性について
牧園 啓市 - ソフトバンク株式会社 専務執行役員 兼 CIO
プレゼンテーション:ジェネレーティブAIの活用法
- ジェネレーティブAIがCSPのコミュニケーションに革命を起こす理由
- ジェネレーティブAIがネットワーク性能とインシデント管理の革新的なモニタリングを可能にする理由
- AIとNLPを活用し、顧客によりパーソナライズされた、魅力的で効率的なインタラクションを実現する
- 不正行為検知へのジェネレーティブAIの活用 – データを分析し、疑わしい行為を示す可能性のあるパターンや異常を特定する
インタビュアー:マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
プニート・ハンダ ‐ 楽天モバイル 製品戦略部門マネージャー
プレゼンテーション:AIOpsはどのようにネットワーク運用を支援するか
- AIOpsはネットワーク運用にどのように役立ち、自律型ネットワークへの道を切り開くのか?
- AIOpsは解決しようとしている問題は何か
- ルールベースのインテリジェンスを超えて、自律型ネットワークの可能性を最大限に引き出す
- 実際の導入事例から何を学ぶか?課題と教訓
- AIOpsと自律型ネットワークのビジネスにおけるメリットを定量化し、評価する方法
宮本 達史 - KDDI総合研究所 コアリサーチャー
談話会:大規模なデータとAIでビジネスインパクトを推進
- AIOpsとのスマートな連携により、障害が起きる前に問題を検出し、修正する
デリック・バックリー - マイクロソフト、インダストリー&パートナーセールス、テレコム&メディアアジア担当統括ディレクター
丸田 徹 - KDDI株式会社 執行役員 技術企画本部 副本部長
宮本 達史 - KDDI総合研究所 コアリサーチャー
5:25 – 5:30: 閉会の挨拶
ジョージ・グラス - TM Forum 最高技術責任者(CTO)
マーク アインシュタイン - 株式会社アイ・ティ・アール チーフ・アナリスト
スピーカー:
鈴木克典 - Nokia クラウド&ネットワークサービス事業部 コアプリセールス リーダー
牧園 啓市
専務執行役員 兼 CIO
ソフトバンク株式会社
丸田 徹 - KDDI株式会社 執行役員 技術企画本部 副本部長
松田 康典
Head of Telecom, Media and Technology, Japan
ServiceNow Japan合同会社
坂下 徹 - NTTコムウェア株式会社 経営品質部門 スペシャリスト
業界の洞察:
会場:
ヒルトン東京お台場
〒135-8625 東京都港区台場1丁目9番1号